OLD GAME CYCLE(旧サークル貞屋)

ボードゲームサークルOLD GAME CYCLE(旧サークル貞屋)のブログです。同人ボードゲーム、新しいデザインの将棋駒・盤を制作しています。連絡先はこちら→tarubo1014@gmail.com

ゲームマーケット2015秋「Castle Siege」お買上の皆様へ

サークル貞屋です。今回のゲームマーケット2015秋で頒布しました「Castle Siege」ですが、お陰様で好評をいただきまして、お買上いただいた方、ブースまで足を運んでいただいた方、まことにありがとうございました。そんな中で大変申し訳ないのですが、「Castle Siege」をお買い上げになられた方にお知らせがあります。印刷ミスで、付属のシナリオ集にミスが判明しました。シナリオナンバー15「若き冒険者たち」の裏面の解答テキストがシナリオナンバー14「剣に生きる」のテキストと重複しておりました。正しいテキストはこちらになります。

 

 

f:id:sadayablog:20151124171042j:plainお手数ですが、こちらをプリントアウトしていただき、裏面に張り付けてご対応して

いただけないでしょうか。
ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。よろしくお願いいたします。

ゲームマーケット2015春「CUBE将棋」

ゲームマーケット2014春・秋にてデザイン将棋「Teardrop将棋」を出展したサークル貞屋です。5月5日のゲームマーケット2015は「Teardrop将棋」をさらにデザイン方向に推し進めた新作「CUBE将棋」を頒布します。クリア素材を使用した新しいデザインの将棋駒+盤です。将棋として遊ぶ以外ににも、お部屋のインテリアとしても楽しめます。

 

f:id:sadayablog:20150427222032j:plain

f:id:sadayablog:20150427222331j:plain

f:id:sadayablog:20150427222425j:plain

f:id:sadayablog:20150427222609j:plain

f:id:sadayablog:20150427222745j:plain

f:id:sadayablog:20150427222836j:plain

 

通常の将棋駒は、「歩」→「と」「飛車」→「龍王」など成るときに180度ひっくり返しますが、「CUBE将棋」は90度キューブを倒すことで成ります。

f:id:sadayablog:20150427223856j:plain

f:id:sadayablog:20150427223929j:plain

 

 

 

パッケージも特製の紙箱を用意しました。

f:id:sadayablog:20150427223033j:plain

f:id:sadayablog:20150427223120j:plain

 

今回は駒入れとしてアクリルケースを使用しております。駒の形を立方体にしたことで、麻雀牌のように長方形のケースに収めることができました。こちらは駒台としても使えます。

f:id:sadayablog:20150427223201j:plain

 

価格は3500円になります。(すべて手作りのため、少数台の頒布になります)

会場ブースは【B10】になります。

よろしくお願いいたします。

 

本日のゲームマーケットでteardrop将棋をお買い上げの皆様へ

サークル貞屋です。

本日のゲームマーケットでteardrop将棋の《パステル》をお買い上げになられた方にお知らせがあります。梱包ミスで、駒が足りないセットがあったことが判明しました。ビンのなかの駒が足らない、または違うセットの駒が入っていて、遊べないという方は、大変申し訳ないのですが、サークル貞屋 tarubo1014@gmail.comまでご一報いただけないでしょうか?

すぐに不足分の駒を郵送でお送りさせていただきます。ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。よろしくお願いいたします。

本日のゲームマーケットでteardrop将棋をお買い上げの皆様へ

サークル貞屋です。

本日のゲームマーケットでteardrop将棋の《パステル》をお買い上げになられた方にお知らせがあります。梱包ミスで、駒が足りないセットがあったことが判明しました。ビンのなかの駒が足らない、または違うセットの駒が入っていて、遊べないという方は、大変申し訳ないのですが、サークル貞屋 tarubo1014@gmail.comまでご一報いただけないでしょうか?

すぐに不足分の駒を郵送でお送りさせていただきます。ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。よろしくお願いいたします。

「teardrop将棋」ver.2 商品情報

サークル貞屋です。11月16日のゲームマーケット2014秋に出展します。ブースは【D10】になります。今回出品する「teardrop将棋」ver.2ですが、デザインを3種類、「アースカラー」「インベーダー」「パステル」を用意しました。

 

f:id:sadayablog:20141024031220p:plain

f:id:sadayablog:20141024031337j:plain

 

アースカラー」は、落ち着いた色と書体で、「ロハス&自然」な雰囲気を出しました。20~30代の女性、または大人の男性向けです。3種類のデザインの中では一番ベーシックなものとなりました。

 

f:id:sadayablog:20141024031423p:plain

f:id:sadayablog:20141024031517j:plain

 

「インベーダー」は、インベーダーやパックマンなど懐かしの8ビットTVゲームを彷彿とさせるデザインです。ギーグなガジェット好きな20~30代男性向けです。盤も宇宙をイメージした黒×緑の線になってます。

 

f:id:sadayablog:20141024031755p:plain

f:id:sadayablog:20141024031855j:plain

 

「パステル」は、可愛らしいパステルカラーを使用し、将棋を覚えたての小さなお子様や女の子向けとなります。前回のゲームマーケットで、小さな女の子がおはじきだと勘違いしていた(笑)のをきっかけに、「どうせならビー玉やおはじきのようなものを作ってみよう」と思いました。

 

以上、3種類の将棋駒&盤を販売します。盤は写真の不透明のシート(「アースカラー」はえんじ色、「インベーダー」は黒、「パステル」は薄黄緑)にプラスして、前回好評をいただいた、色なし透明シートも付属します。

「teardrop将棋」のアイデア その2

 

前回挙げた4つのデザインのコンセプト。

 

1はそのままだとして、2の駒に色を付けるアイデアは以前から考えていました。各駒を色分けすれば、もっとも大切な王(玉)に、遠くまで利きのある飛車、角などの大駒などが盤上のどこにあるか一目でわかるようになれば、将棋が指しやすくなると思ったからです。また、各駒は漫画のキャラクターのように特徴があるので、それらを色で表現しようと思いました。そこで考えた配色は以下になります。

 

王将(玉将)…取られたら負けの一番大切な駒なので「赤・ピンク」
飛車…太陽のように輝くイメージで「オレンジ」
角行…斜めに構えたクールなイメージで「青」
金将…そのまま「金」
銀将…そのまま「銀」、または斜めに強いので角行と同系色での「水色」
桂馬…草原をかける馬のイメージで「緑」
香車…盤上の一番端にいるので、虹の七色の端にある「紫」
歩兵…上記の色以外で基本の色となる「黒、または白」

 

次は駒の形ですが、これがもっとも悩みました。
将棋には「成り」があり、王将と金将以外の駒はひっくり返せないといけません。なのでチェスのような立体は無理があり、自然と薄いチップ状にするしかありませんでした。そして、将棋にはチェスや囲碁、オセロといった他の盤上遊戯にない独特のルール、「持ち駒」があります。駒が敵味方どちらに属しているか、駒の向きで判断する、つまり既存の駒の五角形は相手の方向を指す矢印なのです。
そこで先が尖っており、なおかつ五角形ではない形ということで、「雫」型を採用しました。五角形は男らしいイメージですが、雫型の丸みを帯びたフォルムは女性的なイメージだと思います。

 

そして最後は材質です。
透明なクリア素材ということで、最初はアクリルを考えましたが、加工が難しく、40個も大量生産するのは素人には難しい。ガラスやプラスティックなども同様です。さて、どうしたものかと悩んでいたところ、友人の女の子から「レジンにすれば?」とアドバイスをもらいました。
レジンとは樹脂のことで、簡単に言うと「A液とB液混ぜ合わせると、化学反応でプラスティックのように固まる素材」です。自分は知らなかったのですが、女性の間ではアクセサリー作りなどで、またフィギュアなどのクリアパーツなどに使われるそうです。

f:id:sadayablog:20141009031551j:plain

 

デザインの方向性や方針が決まったので、いよいよオリジナルの駒作りです(ここから自分とレジンとの戦いが始まりました)。

 

次回から具体的な制作過程を公開していきます。

「teardrop将棋」のアイデア その1

サークル貞屋です。
今回は「teardrop将棋」のアイデアについてお話します。

前回、「将棋駒・盤には、ユニークなデザインの将棋が少ない」と書きましたが、少ないのであって全然ないわけではありません。
例えば、LOGY GAMESさんの作られた「デザイン将棋」です。

 

http://www.logygames.com/shogi/

 

LOGY GAMESさんはタイルを素材に、さまざまなアブストラクトゲームを制作されています。この「デザイン将棋」は、駒の形状に円形を採用し、各駒の進める方向が一目でわかるオシャレなデザインとなっています。盤も自陣と敵陣が色分けされていたり、随所に工夫がされていて、将棋を知らない外国の人でもすぐに遊べるのではないでしょうか。

もうひとつ、自分の理想とも言える将棋がこれです。

 

http://yoheitaneda.com/ja/portfolio-post/new-design-paradise-shogi

 

http://www.uclid-f.com/design2.htm

 

フジテレビの「ニューデザインパラダイス」という番組で、美術監督種田陽平氏がデザインしたこの作品。駒と盤を透明アクリルで作成し、駒の成りが視覚的にわかるよう、裏面が黒色になっています。字体は中国文字を使用し、スマートな印象。さらに盤は透明な板を2枚重ねで、マス目の描かれたシートを差し替えることによって、「宇宙」「海」「草原」といった、戦場をイメージする舞台を、盤面に演出しているのです。

 

「これだ! こんな将棋がほしかったんだ!」と感激し、購入しようと調べたら、なんと市販はされていないとのこと。うーん、2,3万円払ってもほしかったのに……。
そこで「売ってなければ、この将棋を自作しよう!」と心に決めました。しかし、種田氏の将棋は、まさにプロが作った芸術品で、素人が作れるものではありませんでした。まず透明アクリル。これを加工するにはレーザーカッターなどの設備が必要。さらに塗装、文字はシルク印刷……? む、無理だ。素人が見よう見まねで作れるもんじゃない……。

 

そこで、透明な駒と盤、裏返すと色地が変わる、盤のシートを入れ替えられる、この3点だけ踏襲し、あとは自分で考えてデザインするしかないと思いました。

その時、自分がぼんやり考えたデザインのコンセプトは、以下の4点です。
1.現在、将棋を指している人がすぐに指せること(使うのは自分だから)。よって駒の名称(「王」「飛車」「金将」)を変えない。
2.既存の将棋駒は文字色が黒一色、成って黒か赤の2色と、色をあまり使っていないので、各駒に色を割り当て、カラフルなものにする。
3.駒の形は五角形以外にする。
4.材質を木製以外にする。

 

次回、「teardrop将棋」のアイデアその2です。