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ボードゲームサークル 貞屋

ボードゲームサークル「貞屋」のブログです。主に新しいデザインの将棋駒・盤を制作しています。連絡先はこちら→tarubo1014@gmail.com

「teardrop将棋」のアイデア その2

 

前回挙げた4つのデザインのコンセプト。

 

1はそのままだとして、2の駒に色を付けるアイデアは以前から考えていました。各駒を色分けすれば、もっとも大切な王(玉)に、遠くまで利きのある飛車、角などの大駒などが盤上のどこにあるか一目でわかるようになれば、将棋が指しやすくなると思ったからです。また、各駒は漫画のキャラクターのように特徴があるので、それらを色で表現しようと思いました。そこで考えた配色は以下になります。

 

王将(玉将)…取られたら負けの一番大切な駒なので「赤・ピンク」
飛車…太陽のように輝くイメージで「オレンジ」
角行…斜めに構えたクールなイメージで「青」
金将…そのまま「金」
銀将…そのまま「銀」、または斜めに強いので角行と同系色での「水色」
桂馬…草原をかける馬のイメージで「緑」
香車…盤上の一番端にいるので、虹の七色の端にある「紫」
歩兵…上記の色以外で基本の色となる「黒、または白」

 

次は駒の形ですが、これがもっとも悩みました。
将棋には「成り」があり、王将と金将以外の駒はひっくり返せないといけません。なのでチェスのような立体は無理があり、自然と薄いチップ状にするしかありませんでした。そして、将棋にはチェスや囲碁、オセロといった他の盤上遊戯にない独特のルール、「持ち駒」があります。駒が敵味方どちらに属しているか、駒の向きで判断する、つまり既存の駒の五角形は相手の方向を指す矢印なのです。
そこで先が尖っており、なおかつ五角形ではない形ということで、「雫」型を採用しました。五角形は男らしいイメージですが、雫型の丸みを帯びたフォルムは女性的なイメージだと思います。

 

そして最後は材質です。
透明なクリア素材ということで、最初はアクリルを考えましたが、加工が難しく、40個も大量生産するのは素人には難しい。ガラスやプラスティックなども同様です。さて、どうしたものかと悩んでいたところ、友人の女の子から「レジンにすれば?」とアドバイスをもらいました。
レジンとは樹脂のことで、簡単に言うと「A液とB液混ぜ合わせると、化学反応でプラスティックのように固まる素材」です。自分は知らなかったのですが、女性の間ではアクセサリー作りなどで、またフィギュアなどのクリアパーツなどに使われるそうです。

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デザインの方向性や方針が決まったので、いよいよオリジナルの駒作りです(ここから自分とレジンとの戦いが始まりました)。

 

次回から具体的な制作過程を公開していきます。